ミャンマー最新動向｜国軍、非常事態宣言を発出

＜日本時間：2021/02/02 13:30 更新＞
国軍による全権掌握から一夜が経ったミャンマー。ヤンゴン市内では特に大きな混乱はなく、出勤や買い物などで移動する人も見られ「日常」の光景が繰り広げられている。
一部で2月1日の24時でインターネットが停止するとの情報もあったが、現段階では通信が可能となっている。
また、昨日インターネット環境の不具合により閉鎖された銀行は、営業を再開している。

＜日本時間：2021/02/01 17:35 更新＞
ミャンマー時間の14時（日本時間16時30分）よりミャンマー国内のWi-Fiによるネットワーク通信が遮断されることが通達されていたが、一部通信会社では現在でも電話による通信を含め接続が可能。

＜日本時間：2021/02/01 16:40 更新＞
国軍放送局は、首都ネピドーでミン・アウン・フライン国軍司令官がミン・スエ臨時大統領らと協議を行ったと発表した。その中で、国軍として2008年憲法の規定を尊重・遵守し、国家の権限を臨時大統領に委譲し、本日から政権を始動すること、緊急事態宣言に基づき自由で公正な総選挙を実施し、選挙で勝利した政党に国家の権限を委譲する旨が述べられた。

＜日本時間：2021/02/01 14:25 更新＞
ミャンマー銀行協会は、インターネット回線不通によるシステム障害のため、本日より一時的に銀行を休業すると発表した。インターネット環境の復帰状況により、再開日を告知するとしている。

＜日本時間：2021/02/01 13:40 更新＞
国軍系のミャワディTVは、ミャンマー時間の14時（日本時間16時30分）よりミャンマー国内のWi-Fiによるネットワーク通信が遮断されることを通達した。

＜日本時間：2021/02/01 12:55 更新＞
日本時間の12時30分現在、ヤンゴンと日本におけるオンラインミーティングは問題なく開催出来た。ただし、地域あるいは通信会社によっては、インターネット回線が接続出来ない状況となっている。
現在、ミャンマーでは国軍系のミャワディTV（MWD）以外の放映は停止されている。

＜日本時間：2021/02/01 11:31 更新＞
ミャンマーの国軍系テレビは「非常事態宣言」が発令されたと伝えた。期間は1年間。国軍出身のミン・スエ副大統領が大統領代理として就任し、立法・行政・司法の全権がミン・アウン・フライン国軍総司令官に移るとみられる。

＜日本時間：2021/02/01 11:25 更新＞
ミャンマー国軍は「軍が国家の権力を掌握した」と宣言した。また、MYNMAR TIMESはTwitterで、軍事メディアが非常事態を宣言したことを明らかにした。

＜日本時間：2021/02/01 10:45 更新＞
首都ネピドーでは、携帯電話によるモバイルネットワークが遮断され、Wi-Fiによる通信も閉ざされている。また、大統領府や情報省などのWEBサイトも閲覧できない状況となっている。一方、ヤンゴンにおいては、携帯電話のネットワークは不通となっているものの、Wi-Fiによる通信は可能となっている模様。また、国営放送のテレビとラジオの通常放送が出来なくなっている。

ミャンマー国軍により、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相とウィン・ミン大統領などの与党国民民主連盟（NLD）幹部が、2月1日未明に拘束された。昨年11月の総選挙の結果に関連し、1月26日にミャンマー国軍がクーデターの可能性を示唆するなど、緊張が高まっていた。
在ミャンマー日本国大使館は在緬邦人に対し、現時点で一般の人々を巻き込む動きは見られていないとした上で、不測の事態に備え現時点で不要不急の外出を控えるように呼びかけている。

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