体力低下にも関心をむけて|Dr.井上のミャンマー新型コロナウィルス最新情報

【コラム】【新型コロナ】 2021224

ミャンマーではクーデター騒ぎのためコロナ対策は吹っ飛んでしまいました。

感染状況が発表されないので、分析や対策を立てようにもどうしようもありません。公務員の非服従運動CDMのためかと思いますが、世界中でコロナの感染状況を発表していない国は何か国あるのでしょうか。

先週の帰国便で日本人医師が一人帰国したと報道されたことにより、もしかしたら私が帰国したのではないかとの問い合わせを受けましたが、心配しないでください。私はヤンゴンにいます。

さてコロナについて語れないので今週の話題は廃用症候群のことです。簡単に言うと筋肉は使わないと衰えるということです。

日本でもコロナの影響で病院、医院の外来患者が減っています。特に高齢者が外出せずに、家族が薬だけを取りに来ることが増えているそうです。
 
要介護状態の前段階をフレイルといいますが、現在はこのフレイル状態の高齢者が増えていると思われています。フレイルの間にきちんと対策を打てばもとに戻りますが、何もしないと要介護状態になってします。若い人は良いですが、ある程度の高齢者は今のうちに対策を打たないと、コロナとそれに続くクーデター騒ぎが治まったころには歩けなくなってしまいかねません。

現実的な対策としては、朝デモが始まる前の6時から8時までに散歩をするのが一番かなと思います。
 
実際に早朝に歩いている人がたくさんいます。10分で1,000歩ぐらいでしょうから、少なくとも20分はやってもらいたいものです。(最近たとえ10分でも運動として効果があると言われていますが、今回は廃用症候群の予防のためですから、あまり少ないと効果ないと思います。)
 
できれば心拍数が上がる程度、すなわちうっすらと汗をかく程度の速さ(強度)で歩くと効果的です。

もうすぐコロナが騒がれ始めてから1年です。リスクが高いからと自己隔離を真面目にやってきた方はそろそろ体力低下にも関心をむけてください。

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執筆者プロフィール

井上 聡(いのうえ そう)
Yangon Japan Medical Centre院長
慶応義塾大学医学部卒業。外科専門医、消化器内視鏡専門医。2018年7月よりヤンゴン在住。

Yangon Japan Medical Centre

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