ヤンゴン市高架道路は既存道路の真上に建設

【ローカル】【社会】 2020320

 ヤンゴン市高架道路について、既存道路の真上に建設され2段構造になることがわかった。建設省の発表をThe Daily Elevenが3月10日に伝えた。

 これによると、ヤンゴン市高架道路(第1期)は上バズンダウン通り、ウェーザヤンダー通り、トゥダマー通り、カイェービン通り、下ミンガラードン通りの真上に建設される2段式の構造で、起点はダウンタウン東側のドーポン橋になるという。

 ヤンゴン市高架道路の建設計画(第1期)に応札したのは12連合・企業で、そのうち10連合・企業が第1次審査を通過した。日本企業では丸紅とJFIの連合体、および住友商事、IHT、シュエタウン・エキスプレスウェーの連合体が最終段階まで残っている。

 高架道路は、ヤンゴン港、ヤンゴン中心部、ヤンゴン国際空港などをつなぎ、ヤンゴン~マンダレー高速道路に直結する。建設省はこの計画に関して世界銀行グループの国際金融公社(IFC)と財務顧問契約を締結し、入札の実施・審査を行っている。入札結果は5月に発表される予定。

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