ミャンマー・タイの越境貿易が激減

【経済】 2022627

 世界的な燃油価格の高騰を背景に、ミャンマー・タイ両国間の越境貿易が激減している。DVB Burmese Newsが6月25日に伝えた。

 調べによると、燃油価格の急騰のほか、軍評議会の制限もあり越境貿易が減少している。ある貿易商によると、トラックの運行回数はそれまでの1日1回から4日に1回程度に急減しているという。

 タイはミャンマーにとって東南アジア諸国連合(ASEAN)で最大の貿易相手国。東部カイン州ミャワディ、北東部シャン州タチレク、タニンダーリ管区ミェイクなど7か所に主要な国境検問所を設置している。ミャンマーはトウモロコシなどの農産物や水産物を輸出しており、タイから衣類や化粧品、建設機械などを輸入している。

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