アウンサン将軍の一生を描いた映画、9月末からクランクイン

【ローカル】【社会】 20191002

 アウンサン将軍の一生を描いた映画「アウンサン」の撮影が、9月末から開始されたことがわかった。同映画監督のルー・ミン氏が発表したもので、7Day Dailyが伝えた。

 同映画の撮影開始を祝う式典が9月24日にヤンゴン市内で行われ、将軍の娘にあたるアウン・サン・スー・チー国家顧問も出席した。ルー・ミン監督によると、映画は撮影開始から5か月以内にクランクアップする予定で、2020年の総選挙前までに一般上映を実現したいとしている。映画は117の場面で構成され、日本に現存する鈴木大佐の実家でのロケも予定されているほか、日本軍の軍人や指導教官役を演じる日本人も出演。当時の雰囲気を再現するため蒸気機関車や蒸気船も使用され、ロケは大がかりなものとなるという。

 映画にはルー・ミン、ヤン・アウン、カン・シー・トゥー、モー・ヘー・コーなどミャンマーを代表する有名俳優が出演するが、アウンサン将軍役は一般から選ばれたチョー・チョー・ミョーさんが演じる。最初のロケ地はヤンゴン市内の国立博物館内で、アウンサン将軍の幼少時代のシーンが撮影される予定となっている。

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