日本へ労働者を不正なルートで派遣、空港で摘発

【社会】 2020205

 日本で働くためとして不正に出国しようとしたミャンマー人9人が、ヤンゴン国際空港で摘発されたことが明らかになった。The Daily Elevenが伝えた。

 1月26日午後9時ごろ、ヤンゴン国際空港からANA便で出国するミャンマー人9人を出国審査カウンターでチェックしたところ、男性7人のグループと女性2人のグループが「就労ビザ」で出国することがわかったため、職員が海外労働者証明カードの提示を求めたところ9人はこれを所持しておらず、旅券の種類もPJ(労働者用パスポート)ではなく、PV(観光用パスポート)であったため、空港警察・人身売買撲滅チームに身柄を引き渡したという。

 ヤンゴン管区労働局の担当者とミャンマー海外労働者派遣業協会(MOEAF)の担当者がこれら9人に事情聴取を行い、さ...

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