OWIC発行手数料を国営銀行納付に変更 海外就労者に混乱も

【国際】【政治】【社会】【経済】 2026212

 国家安全保障平和委員会(SSPC)労働省は、海外就労を希望する国民に義務付けている海外就労者IDカード(OWICカード)の発行手数料について、3月1日から国営のミャンマー経済銀行(MEB)への事前納付を義務付けると発表した。当局は手続きの透明化を掲げるが、市民からは「わざと煩雑にして出国を妨げている」と批判の声が上がっている。

 新たな規定では、OWICカードの発行手数料(5,600Ks、およそ285円)や紛失時の罰金(22,400Ks、およそ1,140円)を、各地のMEB支店を通じてネピドーの指定口座へ本人名義で振り込まなければならない。発行当日に銀行の振込証明書(原本)を提示できない場合や、口座番号の記入ミスがある場合、カードの発行が拒否されるという。

 労働省は、2025年3月以降にOWICカードの新規発行を再開したと説明しているものの、実際には発行数が制限されており、手続きには最大で3か月程度を要している。以前は半日で発行されていたことから、労働者の間では「1週間以内での発行」を求める声が高まっている。

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