中国人特殊詐欺に関与、インドネシア人58人を拘束

【国際】【政治】【経済】 2025306

 ミャンマー・タイ国境のカイン州ミャワディ郡区で、中国系犯罪集団の特殊詐欺に関与したインドネシア国民58人が、同郡区を実効支配する国境警備隊(BGF)に拘束された。3月3日夕方、中国人が所有する一軒家を捜索した際に身柄を確保したという。

 BGFのナイン・マウン・ゾー報道官によると、各国の在ミャンマー大使館から行方不明者の情報提供を受け、捜査を進めている。これまでにBGFは30か国の7,000人以上を保護しており、食糧や医療費として1日あたり2億Ks(約910万円)の費用がかかっているという。

 今回拘束された58人についてはタイ側への引き渡し手続きが進められているが、日程などの詳細は明らかにされていない。

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