ミャンマー軍、住民40人以上を強制徴兵 マグウェ管区

【ローカル】【政治】【社会】 2025116

 ミャンマー中部のマグウェ管区プインピュ郡区で1月14日、少なくとも40人の住民がミャンマー軍に拘束された。強制徴兵が目的とみられる。

 地元住民によると、農作業中の住民らが次々と軍に連行され、拘束者の中には女性も含まれていた。拘束された住民はプインピュ警察署に連行され、家族に対し現金を支払えば解放すると通知があったという。

 昨年2月に開始された徴兵制により、現在は第8期生が軍事訓練を受けているとみられる。軍評議会(SAC)の報道官ゾー・ミン・トゥン少将は、「卒業生をただちに戦地へ派遣することはない」と説明しているが、シャン州やラカイン州などの前線で戦闘に従事し、死亡した事例も報告されている。

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