日本支援の新バゴー橋、有料化に市民反発
【政治】【社会】
2024 年 7 月 03 日
6月8日に開通したヤンゴン中心部とティラワ経済特別区(SEZ)を結ぶ新バゴー橋(第3タンリン橋)について、料金の徴収が開始されたが市民からは反発の声が上がっている。
新バゴー橋は、乗用車500Ks(およそ25円)、マイクロバス2,000Ks(およそ100円)、トラックやトレーラーはサイズにより4,000~22,000Ks(およそ200円~1,100円)の通行料金が設定されている。電気自動車(EV)については無料の優遇措置がとられたという。
あるタクシー運転手は、「軍評議会(SAC)側に通行料金を払いたくない。お客にも、急がない場合は旧道の通行を勧めている」と語った。
なお、SACトップのミン・アウン・フライン総司令官は、国家プロジェクトとしてEVの普及を進めているが、EV輸入権の入札は総司令官の息子が大半を落札しているという。

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