ミャンマーの情勢悪化を懸念 上川外相談話

【国際】【政治】 2024201

 上川陽子外相は2月1日、クーデターによりミャンマー軍が権力を掌握してから3年が経過したことを受け談話を発表した。

 外相は、ミャンマーの情勢が年々悪化していることに深刻な懸念を表明し、ミャンマー軍による空爆などで多数の市民が死傷していることを強く非難。暴力の即時停止と拘束中のアウン・サン・スー・チー国家顧問らを解放し、当事者間の対話によって平和的な問題解決に具体的に取り組むよう要求した。

 その上で、我が国は関係者との対話を進めるとともに、東南アジア諸国連合(ASEAN)との連携を強化し、事態打開に向けて取り組むとの方針を明らかにした。

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