ミャンマーで児童労働増加 貧困が原因

【政治】【社会】 2023703

 国際労働機関(ILO)のアジア児童労働プロジェクトは、エーヤーワディ管区とカイン州で働く子どもに聞き取り調査を行い、分析結果を発表した。

 調査は同地域で働く子ども70%以上を対象に行われた。報告書によるとミャンマーでは新型コロナウイルス感染症の流行や、クーデター後の政情不安による学校閉鎖で働く子どもが増加しているという。

 また、おもに農業や製造業に従事する子どもが多いが、建設現場では炎天下で休憩無く働く事例も確認された。低賃金で長時間労働を強いられる子どもが多く、作業中の事故や怪我も少なくないという。

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