ブルドーザーなどによる民家の強制撤去が相次ぐ

【経済】 20221201

 ヤンゴン市内のマヤンゴン郡区で11月30日、サッカー場に隣接する民家100軒以上が国軍により破壊された。

 国軍はこれらの民家が不法に建築されたものだとし、ブルドーザーなどの重機で破壊し撤去した。軍評議会(SAC)は、1982年から現地で住居している住民らに対し、111月中に民家を撤去するよう通達していた。

 同郡区では、11月19日にも150軒の民家が破壊されているほか、国軍や政府の所有地を不法に占拠しているとし、ヤンゴン市街とマンダレー市街で10,000軒以上の民家や店舗を強制撤去している。

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