「国軍が民家に放火することはあり得ない」軍評議会トップが妄言

【政治】【社会】 2022822

 軍評議会トップのミン・アウン・フライン総司令官が「国軍兵士が民家に火をつけることなどあり得ない」と発言した。DVB Burmese Newsが8月20日に伝えた。

 軍評議会広報部の発表によると、総司令官は8月17日にノエリーン・ヘイザー国連特使と会談を行った際、「ヘイザー特使がヤンゴン市内を視察し、ネピドーまで車で移動中にミャンマーがいかに平穏であるかご自身で体感されたはず。国軍は市民の味方で、市民が困っているときに国軍兵士が市民の家に火をつけることなど絶対にあり得ない」と発言。「国連がミャンマーの状況を憂慮しているというのは理解できない」とコメントしたという。

 しかし、国連特使のミャンマー訪問中も、ザガイン管区やマグウェ管区などで国軍兵士により民家が焼き払われているのが実態だ。

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