国連の支援物資を横流し、市場で販売

【社会】 2022603

 国連世界食糧計画(WFP)がミャンマーの戦争避難民に対して支給した支援物資を横流しされ、市場で販売されていることが明らかになった。DVB Burmese Newsが6月2日に伝えた。

 シャン州南部ペーコン市内の市場で、世界食糧計画(WFP)のマークが印字された大量の米袋が販売されているのが目撃された。米袋は国軍を通してカヤー州北部の避難民に対して支給されたものとみられ、支援物資を必要としている人々に効果的に届いていないことが懸念されている。

 WFPのミャンマー代表は「支援物資が市場で転売されていることは全く受け入れることができない。このような不正をどう防止すればよいかアイデアを提供してほしい」とコメントした。

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