タイ製の飲料品など4品目の輸入を禁止に
【政治】【経済】
2021 年 4 月 20 日
経済・貿易省の貿易管理局は18日、ミャンマー・タイ国境のミャワディからタイ製の飲料品など4品目の輸入が禁止されると発表した。Eleven Broadcastingが4月19日に伝えた。
貿易管理局の発表によると、輸入が禁止されるのはタイ製のコーヒー飲料やコンデンスミルクなどの4品目で5月1日から実施される。海上ルートによる輸入は引き続き許可されるという。対象の4品目は国軍関連企業がミャンマー国内で生産・販売しているもので、国民から不買運動を受けているため売上が大きく落ち込んでいる。
ミャワディ貿易業協会のティン・ティン会長は「陸送での輸入禁止は大きな打撃だ。海上ルートはコンテナ不足で運賃も高く、実質の輸入禁止状態となる。1年間の代理店契約を得るためにタイ側のパートナーに大金を支払っている業者もいる」とコメントした。
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