中国CTGが2022年に風力発電所を稼働へ

【社会】【経済】 2020821

 中国長江三峡集団(China Three Gorges=CTG)が、エーヤワディ管区チャウンダー海岸において風力発電所を建設し、2022年に稼働を開始する予定であることがわかった。計画・財務・工業省がまとめたプロジェクト・バンクにより明らかになったもの。7Day Dailyが伝えた。

 このプロジェクト・バンクによると、風力発電所の発電能力は30MWで、暑季の電力不足の対策や風力発電技術の移転を目的としている。テイン・セイン政権時代に覚書が2回交わされ、2016年2月29日に電力・エネルギー省とCTGとの間で契約書への調印が行われた。

 風力発電所の設備は2020年度に着工し、2022年度に完成、稼働を開始する予定。CTGは世界37か国で水力、風力、太陽光発電事業を行っている。ミャンマー政府はマグェー管区の3か所で総発電能力260MWの風力発電所を建設する計画がある。

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