ミャンマー・中国国境貿易が再開される

【国際】【経済】 2020226

 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、閉鎖されていたミャンマー・中国国境貿易が再開されたことがわかった。経済・貿易省、ムセ国境ゾーン支局のナンダー局長が明らかにしたもの。7Day Dailyが伝えた。

 同局の発表によると、2月中旬に入り中国側の税関職員が職場に復帰し、輸出入手続きが開始されミャンマー産の米、トウモロコシ、メロンなどが中国側に輸出されている。中国側国境付近の生産工場も2月18日から稼働を再開すると中国側から連絡があった。

 通常であればムセ国境貿易ゾーンの輸出入額は1日あたり1,500万~2,000万米ドルあるが、中国春節後の新型コロナウイルスの流行により1日当たり50万米ドルに落ち込んだ。ムセ穀物取引所によると、ムセに入荷する物資も1日あたり大型トラック400台分まで回復してきたという。

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