ヤンゴン市郊外にタイ・アマタグループが工業団地を開発

【企業】【経済】 2020129

 タイの工業団地開発大手のアマタグループは、ミャンマー政府、建設省・都市住宅開発局と合弁会社を設立し、工業団地の開発を開始することを明らかにした。7Day Dailyが伝えた。

 合弁契約の調印式典が1月24日に行われ、両者は、合弁会社「アマタ・エイシア(ミャンマー)リミテッド」を設立し、持ち株比率はアマタグループが80%、都市住宅開発局が20%と設定したことを明らかにした。工業団地はヤンゴン市郊外のダゴンニュータウン(東部、南部)レーダウンカン村付近の2,000エーカーの土地で開発が行われる。工業団地の名称は「ヤンゴン・アマタ・スマート&エコシティ」で、完成すれば3万人の雇用が創出されるという。

 建設省のハン・ゾー大臣は「アマタはタ工業団地の開発として有名。完成すればミャンマーの工業分野の発展と輸出促進に大きく貢献するだろう」とコメントした。工業団地の開発計画は、2019年10月23日にミャンマー投資委員会(MIC)から投資許可を取得。合弁会社は50年の土地使用権を取得している。

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