教員組合、授業を3月末まで延長に対し反対
【社会】
2020 年 1 月 13 日
ミャンマー教職員組合は、小中高の授業期間を3月末まで延長することに対して反対するとの立場を表明した。同組合のゾー・ミョー・アウン事務局長が発表したもの。The Voiceが伝えた。
教育省は、来年度から授業の終了時期を現行の3月初旬から3月末まで約1か月延長すると決定したが、これに対して全国の教職員で組織されたミャンマー教職員組合が反対する声明文を発表した。
反対する理由として、1か月延長しても教育効果があるとは思えないこと、年間でもっとも暑い時期にあたるため生徒や高齢の教師にとって健康上の負担となること、教員の研修期間が不足すること、大学入学資格試験の日程が4月になることから、水かけ祭りの休暇日数が少なくなること、休みが短くなることで、旅行など子どもたちが見聞を広げる機会が少なくなることなどをあげている。
教育省はミャンマーの初等教育は他国と比較した場合、授業時間が少ないことを延長の理由にあげている。
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