旧ビルマ政庁舎にマッサージ店開業も批判殺到で閉鎖へ
【ローカル】【社会】
2019 年 11 月 08 日
ヤンゴン市内にある歴史的建造物の旧ビルマ政庁舎内にマッサージ店が開業したことに対し、議員や市民から批判の声が殺到しているため、ヤンゴン市開発委員会(YCDC)は、10月末をもってマッサージ店を閉鎖したと発表した。The Voiceが伝えた。
マッサージ店はシンガポールのDE BEAUが開業したもので経営者によると、単なるマッサージではなく健康・美容・医療効果のあるマッサージで、半身不随の患者などに効果があるという。マッサージの料金は3時間あたり55~130米ドルのコースがあり、ファミリープランの場合は700~1,000米ドルとなる。
旧ビルマ政庁保存委員会のマウン・マウン・テイン委員長は「市民の多くは普通のマッサージ店と思い込んでいるが、実際は健康や美容、医療効果があり、DE BEAUは海外でも同様の店を展開している」とコメントした。
前の記事 : ミャンマー中央銀行、古くなった紙幣1兆8千億Ks分を廃棄