ミャンマー中央銀行、古くなった紙幣1兆8千億Ks分を廃棄

【社会】 20191107

 ミャンマー中央銀行は、古くなった紙幣1兆8千億Ks分を廃棄したと発表した。7Day Dailyが伝えたもので、2016年度に3,130億Ks、2017年度に7,124億Ks、2018年度の4月から9月までの6か月で8,110億Ksが廃棄処分されたという。

 ミャンマー中央銀行の元総裁タン・ルイン氏は「ミャンマーでは物品やサービスの売買はすべて現金取引のため、紙幣がすぐに損傷してしまう。50Ksや100Ksなどの少額紙幣は1年でボロボロになり、新札と交換しなければならない。高額紙幣は3~4年で交換している」とコメントした。

 民間銀行のガバーヤダナー銀行のラ・ニュン副総裁は「ミャンマーの紙幣は材質が良くないため、市場に流通してから3~4か月でボロボロになってしまう」とコメントした。

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