2019年ミャンマーの経済成長率は6.6%、ADB発表

【経済】 20191009

 アジア開発銀行(ADB)は、2019年のミャンマーの経済成長率は6.6%で、当初の見込みだった6.8%を下回ったことを明らかにした。同行が発行した報告書(Asian Development Outlook 2019)に記載されたもので、The Daily Elevenが伝えた。

 報告書によると、ミャンマーの経済成長率は見込みを下回ったものの、アセアン10か国中でベトナム(6.8%)に次いで2番目となっている。一方、インフレ率は当初5.9%と予測していたが、実際は8%と大きく上回った。インフレ率はアセアン10か国でもっとも高くなっている。2020年のミャンマーの経済成長率は6.6%と予測している。

 外国投資に関しては、ラカイン州の民族・人権問題により、欧米からの投資が落ち込んだが、香港、台湾、中国、シンガポールからの投資が伸びた。貿易に関しては、輸出が伸び輸入が減少したため、貿易赤字が大幅に改善した。

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