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iSGM が実践する働き方改革 Guide to Remote Work

ICT Star Group Myanmar

▲マネージャー層と日本にいる京MD とのZOOM ミーティング。中央にマイクを設置し、普通の声量でもまったく違和感なく会話を行う

▲マネージャーが管理する勤怠管理システム。スタッフはスマホからチェックインし、管理画面によるオンタイムで個人の動きを把握

▲ソーシャルディスタンスを守りながらPC で黙々と作業行うスタッフ。現在、約260名が従事し、シフト制にしてコロナ対策をしている

コロナ以前からリモートワーク
ZOOMのミャンマー総代理店

 非常に高いレベルで先進的な事業運営を行っているICT Star Group Myanmar(以下iSGM)。NECグループの通信工事およびシステムインテグレーションを行うNECネッツエスアイ(NESIC)と合弁で立ち上げ、事業領域はオフィス構築、ソフトウェア開発、ネットワーク設備やプロジェクト管理などのICT全般と幅広い。

 新型コロナウイルス以前からリモートワークに近い環境で業務を行ってきたため、コロナ禍で同社の商材や運営システムそのものが強みとなった。今や誰もが知るWeb会議サービス「ZOOM」では、2018年からミャンマーの総代理店を務め、京MDは「当時から一番最適なサービスでした」と振り返る。「ZOOM」の特徴は、アカウント不要で外部の人間と容易にコンタクトができ、かつ良好な音質やファイル表示といったことも簡単。有料版では、時間制限なし、100人以上のミーティングも可能で、同社が責任を持ってサポートを行う。「ZOOM」のような既存ソフトだけではなく、自社でエンジニアを抱えることによる製品開発力も強み。前ページで紹介した「iHRMS」は、同社が開発した勤怠管理システムで、オンタイムでスタッフの出勤状況を確認し、オフィス、テレワーク、外出先、休日のスタッフを瞬時に把握。スタッフはスマホの専用アプリでチェックインし、管理者に状況を伝える。「エンジニアが豊富なので、すぐに開発します。現場から吸い上げた声をAIで解析し、AutoCADで図面を制作するアプリも作りました。データをタブレットでクラウドに入力する自動化ソフトで、作業が3分の1に。リモートワークに必要なソフトもカスタムして開発が可能です」と京MD。スタッフの業務成績を見える化するソフトも開発中で、出退勤の状況とKPIの達成をフィードバックさせながら給与計算システムにも応用でき、HRマネジメントの概念そのものも変わろうとしている。

 売り上げの6割を入札案件で受注し、新規開拓にも積極的。リモートワークという言葉が世に出てくる前から実践してきた同社は、気がつけばどんな競合よりも優位なポジションに立っていた。製品開発力、築き上げたノウハウという観点から、同社がヤンゴントップクラスのリモートワーク企業であることに疑いはない。

▲8月時点では、京MDも日本におり、取材もZOOMで行った。
救援便でヤンゴンに戻ってきたため、今後は当地で積極的な事業活動に励む


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