激動のミャンマー 2023年を振り返る（2/4）

激動のミャンマー 2023年を振り返る（2/4）
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4月
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ミャンマー軍の大規模空爆、各国が非難

ザガイン管区カンバル郡で4月11日、国軍が大規模な空爆を実行し、女性や子どもを含む100人以上が死亡した...

同管区では、ミャンマー軍と市民防衛隊（PDF）の戦闘が激化していた。民主派NUGをはじめ、各国がミャンマー軍を非難した。

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5月
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超大型サイクロン、最大勢力で上陸

ベンガル湾に発生した大型サイクロン「MOCHA」は5月14日午後、ラカイン州シットウェ付近に上陸した。サイクロンは、「スーパー台風」に匹敵する勢力を維持したまま上陸...

サイクロンにより少なくとも438人が死亡、101人が行方不明となった。ラカイン州における被害は2008年の『ナルギス』よりも甚大で、通信設備や送電用鉄塔の倒壊が多発。州都シットウェなどの地域では、ほとんどの家屋が全半壊の被害にあった。

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6月
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米国、ミャンマーの国営銀行などを制裁

米国政府は6月21日、軍評議会（SAC）傘下の国防省とミャンマー外国貿易銀行（MFTB）、ミャンマー投資商業銀行（MICB）の2行を制裁対象に指定したと発表した...

制裁対象となった銀行は外貨両替業務を行っており、ミャンマー軍の資金調達を支援してきたとみられる。SACは「米国はミャンマーを破綻させようとしている」として抗議した。