激動のミャンマー 2023年を振り返る(1/4)
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1月
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ヤンゴンのダウンタウンで日本人刺される
ミャンマー在留邦人によると、ヤンゴンのダウンタウンで1月14日21時頃、日本人男性が何者かに刺された...
これまでもヤンゴン郊外などで強盗事件が相次いでいたが、日本人の被害が明らかになったのは初めてだった。
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2月
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クーデターから2年
ミャンマー軍評議会、非常事態宣言を半年延長 総選挙も先送りか
ミャンマー軍評議会(SAC)は2月1日、国営テレビを通じて2021年2月1日に発令した非常事態宣言を半年間延長すると発表した...
SACは、「国内の治安が不安定で普通の状態にない」ことを理由に非常事態宣言の延長を決議した。一方、民主派の国民統一政府(NUG)は「すべての民主化革命勢力を結集し、一致団結して軍評議会を打倒する。クーデター3周年はない」と決意を示した。
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3月
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軍評議会(SAC)、新政党法を制定
軍評議会(SAC)傘下の連邦選挙管理委員会は3月28日、アウン・サン・スー・チー氏が率いる最大政党の国民民主連盟(NLD)が政党としての資格を失ったと発表した...
SACが制定した新政党法により定められた政党登録をNLDは申請しなかった。選挙管理委員会は、NLDの政党登録を取り消し解散させると国営放送を通じて発表した。しかし、NLDは「国民がいる限り党は存続する」との声明を発表した。
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