ミャンマー軍評議会、非常事態宣言を半年延長 総選挙も先送りか

【政治】 2023201

 ミャンマー軍評議会(SAC)は2月1日、国営テレビを通じて2021年2月1日に発令した非常事態宣言を半年間延長すると発表した。

 SACは、1月31日に首都ネピドーで行われた国防治安評議会の会議において、国民統一政府(NUG)や市民防衛隊(PDF)の破壊活動により「国内の治安が不安定で普通の状態にない」と決議しており、非常事態宣言の延長はこれが主な理由とみられる。

 2008年憲法によると、総選挙は緊急事態宣言の解除から半年以内に実施すると定められており、先送りの可能性が出ている。

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