激動の2021年を振り返る(P.3)

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7月
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ヤンゴン市内で酸素ボンベ不足が深刻化

 新型コロナウイルス第3波の感染者が急増しているため、ヤンゴン管区内で酸素ボンベの不足が深刻化していることが明らかになった...

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ミャンマーでも例外ではなく、新型コロナウイルスの感染が拡大しました。各地で外出が制限されたほか、軍評議会は7月17日から9連休にすると発表。そして、この公休日の延長は9月12日まで続いたのです。

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8月
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軍評議会が暫定政府に変更、軍トップが首相に

 クーデターからちょうど半年となる8月1日、軍評議会のトップであるミン・アウン・フライン国軍総司令官は国民向けの演説を行い、連邦暫定政府を設置したと発表した...

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軍評議会は暫定政府の上部組織として存続することが明らかに。国民統一政府(NUG)はこれに対し、暫定政府の設立はいかなる法律にも合致しておらず、国家と国民の権利を侵害するもので非合法組織であるとの声明を発表しました。

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9月
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民主派NUG、国軍側へ攻撃開始を宣言

 民主化勢力により樹立した国民統一政府(NUG)のドゥワ・ラシー・ラ大統領代行は9月7日早朝、自身のFacebookを通じて緊急演説をライブ配信し、国軍に対する攻撃開始(D-Day)を宣言した...

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D-Day発表後、ドゥワ・ラシー・ラ大統領代行の自宅が軍評議会に襲撃されたほか、1週間に民家100軒以上が国軍兵士により放火されるなど、これを境に一気に緊張が高まりました。