3月28日にミャンマー中部で発生した大地震により、建物の倒壊やインフラの破壊など震源地のザガイン管区を中心に甚大な被害が発生した。この状況を受け、NPO法人ミャンマー国際支援機構(MIAO)は4月11日、現地での緊急支援活動を開始した。
MIAOは、現地のカウンターパートを通じて被災者に対する食料や医療物資の提供、避難所の設置などの人道支援を展開。物資の配布や被災者のニーズ調査も進めている。軍政下で支援の行き届きにくい地域にも直接的な支援を届ける方針だという。
MIAO代表理事の永杉豊氏は、「被災地では、食料や医療の不足が深刻な問題となっており迅速な支援が求められている。現地の声に耳を傾けながら、必要な支援を届けていきたい」と述べた。
同機構は引き続き支援金を募っており、詳細は公式ウェブサイト(https://miao.or.jp/)で案内している。