ミャンマー総選挙12月に実施、遅くとも26年1月に

【政治】【社会】 2025310

 軍評議会(SAC)トップのミン・アウン・フライン総司令官は、ミャンマーの総選挙について2025年末から2026年1月の間に実施する計画を明らかにした。総司令官が選挙の具体的な時期について言及したのは今回が初めて。

 総司令官は3月7日、訪問先のベラルーシでルカシェンコ大統領と会談後に行われた記者会見で、「2025年12月または2026年1月に選挙を実施する予定だ」と明言した。すでに53の政党が候補者名簿を提出したという。

 SAC統制下の連邦選挙管理委員会(UEC)によると、登録政党のうち9党が全国規模で選挙活動を展開し、残りの政党は各地域・州レベルでの活動となる見込みだという。

 SACは総選挙に向けて2024年10月から12月中旬にかけて国勢調査を実施。現在、全国330郡区のうち145郡区で完了、127郡区で一部実施、58郡区で未実施となっている。

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