深夜の空爆 住民36人死傷

【ローカル】【政治】【社会】 2025214

 ザガイン管区の複数郡区で、2月12日深夜から13日早朝にかけてミャンマー軍の空爆があり、住民9人が死亡し27人重軽傷を負った。

 攻撃が確認されたのは、モンユワ、チャウウー、サリンジーなどの郡区にある複数の村で、特に避難民が身を寄せる仮設住居が集中的に標的とされたとみられる。

 関係者によると、12日午後10時ごろ、軍用輸送機がモンユワ郡区を中心に40発以上の爆弾を投下。翌13日早朝5時ごろには、さらに50発近くの爆弾が落とされたという。死傷者の中には子どもも含まれており、ブバ村では10歳前後の子ども2人が砲撃により死亡したほか、チャウウー郡区のシャンフー村とクラージー村では13歳と7歳の少女が犠牲となった。

 現地では軍用機による偵察飛行が続いており、住民の間でさらなる攻撃への懸念が高まっている。

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