ミャンマー国民1,500万人が飢餓の危機 国連が警告

【国際】【政治】【社会】 2025130

 国連世界食糧計画(WFP)は1月29日、2025年中にミャンマー国民1,500万人が飢餓の危機に直面する恐れがあると警告した。

 WFPは、2024年は1,330万人が飢餓の危機に直面していたが、2025年には1,500万人に増加すると推計。また、国民の約3人に1人(約2,000万人)が人道支援を必要とすると指摘した。

 WFPミャンマー事務所のマイケル・ダンフォード代表は「ミャンマーのほぼ全土で内戦が続き、治安の不安定化により物資の流通が制限され、生活必需品が高騰している。加えて経済の停滞や自然災害のリスクもあり、今年は飢餓の危機が一層深刻化するだろう」と述べた。

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