戦闘で1年間に市民127人死亡 シャン州南部

【ローカル】【政治】【社会】 2025115

 民間団体「パオ青年協議会(PYO)」は1月13日、2024年にシャン州南部のシサイン、ホポウン、ニャウンシュエなどの郡区で発生した戦闘により、市民127人が死亡したと発表した。犠牲者には子ども16人、女性16人が含まれ、負傷者は200人以上にのぼるという。

 PYOによると、ミャンマー軍は2024年中に500回の空爆と5,000回を超える重火器による砲撃を実施し、宗教施設や病院、民家など計1,432棟が破壊された。

 さらに、パオ地域では2025年1月以降、ミャンマー軍や傘下のパオ民族連盟党(PNO)と少数民族武装組織の戦闘が激化し、5,000人以上の住民が避難を余儀なくされている。

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