ミャンマーから核物質密売、「日本のヤクザ幹部」が罪認める

【国際】【社会】 2025110

 ミャンマーから核物質を密輸したとしてニューヨークの検察当局に起訴された日本国籍のエビサワタケシ被告が1月8日、ニューヨーク連邦地裁に出廷し、罪を認めた。米司法省が発表した。

 被告は、日本やタイ、スリランカなどにも犯罪ネットワークを持つ「ヤクザのリーダー」とされ、米麻薬取締局(DEA)のおとり捜査により2022年4月に逮捕された。押収品には核兵器への転用が可能なプルトニウムが含まれていたという。日本の暴力団との具体的な関係は明らかになっていない。

 量刑は今年4月9日に言い渡され、最高で終身刑が科される可能性がある。

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