ミャンマー、マネーロンダリングリスクでワースト1位に
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2024 年 12 月 04 日
スイスの非営利団体バーゼル・ガバナンス研究所は12月2日、2024年版の「バーゼルAMLインデックス」を発表し、ミャンマーを世界で最もマネーロンダリングおよびテロ資金供与リスクが高い国として評価した。
同インデックスは各国のリスクを18の指標に基づき分析しており、法執行や法制度の質、汚職リスク、財務透明性、政治的・法的リスクが主な評価対象となっている。ミャンマーに次いでリスクが高いとされたのは、ハイチとコンゴ民主共和国だった。
マネーロンダリングを審査する国際機関「金融活動作業部会(FATF)」は、2022年10月にミャンマーをブラックリスト入りさせ、同国の金融犯罪対策の不十分さを指摘している。
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