SNSで軍評議会批判 市民1,840人を逮捕

【情報・通信】【政治】【社会】 20241204

 民間団体データ・フォー・ミャンマー(D4M)は12月3日、2021年2月のクーデター以降にソーシャルメディア上で軍評議会(SAC)を批判したとして、これまでに1,840人の市民が逮捕されたと発表した。

 地域別では、ヤンゴンとマンダレーで896人と半数近くを占め、全体の36%が女性だった。また、今年1月から10月までに351人が新たに逮捕されたという。

 SACは、FacebookやTikTok、Telegram、Viberなどの投稿を監視し、誤った情報を拡散する行為は反テロ法第52条(a)や刑法第505条、電気通信法などに抵触するとして厳しく警告している。

 米人権団体フリーダムハウスが10月16日に発表した「インターネットの自由度(2024年版)」によると、ミャンマーは中国と並び最下位となっている。

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