ミャンマー漁船から大量の覚せい剤押収 インド沿岸警備隊

【国際】【社会】 20241127

 インド沿岸警備隊は、ベンガル湾上のインド領海内を航行していたミャンマーの漁船から、大量の覚せい剤を押収した。

 インド地元紙の報道によると、インド沿岸警備隊は11月24日、不審な漁船を発見して臨検を実施。船内からメタンフェタミン系の覚醒剤およそ5.5トンを発見した。船にはミャンマー国籍の乗組員5人が乗っており、同国で生産された覚せい剤を国外へ輸送していたとみられる。

 インド警察は、今回押収した覚醒剤は、インドでこれまで摘発した薬物事件の中で最大規模だったと発表した。

 国連薬物犯罪事務所(UNODC)は昨年12月、ミャンマーが世界最大級のアヘン生産国であることを公表しており、薬物生産の拠点となっている実態が改めて浮き彫りになった。

© Radio Free Asia

最新記事一覧