タイでミャンマー人11万人以上逮捕
【国際】【社会】
2024 年 8 月 02 日
パスポートなどを所持していないミャンマー人10万人以上が、タイ治安当局に逮捕され強制送還されたことが明らかになった。
在タイ・ミャンマー人労働者支援協会の発表によると、6月5日から7月25日までに逮捕されたミャンマー人出稼ぎ労働者は110,130人で、いずれもパスポートや労働許可証を所持せず就労していたという。
同協会は「不法就労で逮捕された場合、5,000~50,000バーツ(およそ21,000円~210,000円)の罰金が科される。さらに、ミャンマーに強制送還され今後2年間はタイに入国できない」と説明した。経営者も最高10万バーツ(およそ42万円)の罰金が科されるという。
タイ当局は「外国人不法就労者取締り120日政策」を実施中で、これまでにミャンマーのほかカンボジアやラオス、ベトナムの不法就労者147,726人を逮捕したという。
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