日本のODAで建設「新バゴー橋」開通

【政治】【社会】【経済】 2024610

 最大都市ヤンゴン中心部とティラワ経済特別区(SEZ)があるタンリン郡区のバゴー川に架かる「新バゴー橋(第3タンリン橋)」が竣工し、6月8日に完成式典が行われた。

 式典には軍評議会(SAC)トップのミン・アウン・フライン総司令官が出席し、「2021年に融資と建設が停滞したが、日本側との交渉を重ね完成に至った」と成果を強調した。

 新バゴー橋は、独立行政法人国際協力機構(JICA)による310億円分の借款を含む日本政府開発援助(ODA)で建設が進められていた。

 2021年2月のクーデター以降も事業が進められたことについては、「日本の資金がミャンマー軍側に流れている」として民主化勢力や人権団体から反発の声も上がっている。

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