カイン州ミャワディで一時停戦、避難民3,000人帰郷

【ローカル】【政治】【社会】 2024424

 戦闘が激化していたタイと国境を接するミャンマー東部のカイン州ミャワディ郡区で、4月22日から一時停戦となった。

 少数民族武装組織カレン民族同盟(KNU)傘下のカレン民族解放軍(KNLA)・市民防衛隊(PDF)の合同軍は4月11日、同郡区に駐留するミャンマー軍第275歩兵大隊の拠点を制圧したが、その後ミャンマー軍は報復の空爆を繰り返し、市民の犠牲者も発生していた。

 22日に関係者の協議により一時停戦が合意されたとみられ、3,000人以上の避難民が帰郷した。しかし、住居を失うなどにより現在もおよそ800人が避難民キャンプにとどまっているという。

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