「イスラムのために戦え」ミャンマー軍、ロヒンギャを扇動

【ローカル】【政治】【社会】 2024327

 ミャンマー軍がロヒンギャの若者らを軍施設に連行し、「宗教のために戦え」と扇動していることが明らかになった。

 軍施設から脱走したロヒンギャの若者によると、2月25日の深夜11時ごろ、ミャンマー軍の兵士がラカイン州ブーディーダウン郡区の自宅に押しかけ、拘束・連行された。翌朝第535軽歩兵大隊の幹部がロヒンギャを集め、「お前らは宗教のために戦うのだ。イスラム教の教義に従い聖戦を起こせ」と述べ、民兵の訓練に参加するよう命令したという。

 この幹部からは、「お前らを少数民族として認めてやる。自分たちで村をアラカン軍(AA)から守るのだ」と発言したという。

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