住宅地に空爆、住民10人死亡 カイン州

【ローカル】【政治】【社会】 2024315

 少数民族武装組織カレン民族同盟(KNU)は3月13日、タイと国境を接するミャンマー東部カイン州ミャワディ郡区の住宅地でミャンマー軍の空爆があり、住民10人が死亡したと発表した。

 KNUは7日、同郡区に拠点を置くミャンマー軍第355大隊を攻撃し、半日ほどで制圧したという。ミャンマー軍はこの報復で住宅地への空爆や重火器による砲撃を繰り返し、住民10人が死亡し20棟以上の民家が焼失した。また、周辺住民5,000人以上が避難しているという。

 一連の戦闘で、ミャンマー軍は兵士19人が死亡、KNU傘下のカレン民族解放軍(KNLA)合同軍も兵士6人が死亡したほか、双方に多数の負傷者が発生したとみられる。

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