海外人材派遣業協会に解散命令、NUG
【政治】
2024 年 2 月 07 日
民主派の国民統一政府(NUG)労働省は2月5日、ミャンマー海外人材派遣業協会(MOEAF)の廃止を発表した。
同省は、MOEAFはミャンマー軍による人権侵害や人道犯罪に積極的に加担していると非難し、海外のミャンマー人労働者を支援することはなく、軍評議会(SAC)のために違法な所得税を徴収していると指摘。NUGはMOEAFを違法組織として認定し、解散を命じた。さらに、ミャンマー軍の資金調達に加担している送り出し機関に対してもテロ対策法に基づき訴追すると発表した。
NUGは、ミャンマー商工会議所連盟(UMFCCI)の解散命令も昨年12月に発表している。
前の記事 : 3年間にミャンマー空軍機を7機撃墜