ミャンマー軍政を非難する共同声明、国連安保理

【国際】【政治】 2024206

 国連安全保障理事会は2月5日、ミャンマー情勢に関する非公開協議を行い、日米英など安保理メンバー9か国がミャンマー軍による市民への暴力を「強く非難する」との共同声明を発表した。

 英国のバーバラ・ウッドワード国連大使は、「我々はミャンマー軍に対し、すべての暴力を停止しアウン・サン・スー・チー国家顧問やウィン・ミン大統領などの不当に逮捕されたすべての人々を釈放し、国民の基本的権利を尊重することを改めて要求する」と述べた。

 ミャンマー国連大使のチョー・モー・トゥン氏は、「ミャンマー軍は国民に対する残虐行為を続けているが、国連安保理はいかなる行動もとっていない」と指摘。安保理の加盟国に対してミャンマー国民の命を救うための行動を求めた。

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