在ミャンマー日本国大使館 シャン州南部の治安に関し注意喚起

【国際】【政治】【社会】 2024130

 在ミャンマー日本国大使館は1月29日、在留邦人や滞在中の邦人に向けて注意喚起を発出した。

1.ミャンマー東部に位置するシャン州の南部ではこれまで大きな戦闘は発生していませんでしたが、本年1月中旬になって、ミャンマー国軍と少数民族武装組織(注)の戦闘が発生しています。主要都市であるタウンジー市の周辺地区で銃撃戦や国軍による空爆が発生しており、多数の避難民が発生しています。
<注:パオ民族解放機構(PNLO)及びパオ民族解放軍(PNLA)>

2.現時点では、タウンジー市内や、観光地であるニャウンシュエ地区(インレー湖周辺)及びカロー地区では戦闘は発生していませんが、周辺地区での戦闘が長期化すれば、避難民の流入や周辺の交通網の遮断などが生じる可能性があります。

3.ミャンマーに関しては、大部分の地域にレベル2(不要不急の渡航は止めてください)の危険情報を発出しておりますところ、今般の事案を踏まえて、シャン州南部への渡航は控えてください。シャン州南部に拠点を置いている場合は、ヤンゴン等への一時避難を検討してください。

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