ガソリン価格暴騰、最高値を更新

【社会】【経済】 2024129

 ヤンゴン市内で販売されるガソリン価格が急騰し、最高値を更新した。

 1月26日のヤンゴン市内におけるガソリン1リットルあたりの単価は、レギュラー(オクタン価92)が2,705Ks(およそ190円)、プレミアム(オクタン価95)が2,845Ks(およそ200円)で前日より120~125Ks上昇し、昨年8月に記録した最高値を更新した。軽油は2,430Ks(およそ171円)、プレミアム軽油は2,495Ksで(およそ176円)で、いずれも前日比20Ksの上昇にとどまっている。

 軍評議会(SAC)統制下の燃料輸入・保管・流通監督委員会によると、ミャンマー国内の参考価格はシンガポールのスポット市場価格(MOPS)を基に設定されている。MOPSの価格は下落傾向だが、現地通貨のチャット安が止まらず昨年12月以降は1.5倍近く高い実勢レートでの取引きされたことも影響しているとみられる。

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