民家2万棟以上を強制撤去 軍評議会

【政治】【社会】 20231212

 軍評議会(SAC)は12月8日、ヤンゴン郊外モビ郡区のミンガラドン空軍基地本部周辺に居住する住民に対し、2024年3月6日までに退去するよう通達した。

 地元住民によると、8日早朝にミャンマー軍兵士らが集団で押しかけ、周辺5村の2万棟の民家に対して明け渡しを命じたという。SACは、不法占拠を理由にあげている。

 ある住民は、「私は祖父母の代からここに住んでいるが、時が来ればブルドーザーで破壊されるのだろう」と嘆いた。

 ヤンゴンやマンダレーでは、昨年末から民家や店舗の強制撤去が相次いでいる。

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