ミャンマー民主派政府の外相来日、院内集会を開催

【国際】【政治】 20231122

 民主派の国民統一政府(NUG)ズィン・マー・アウン外相が来日し、11月21日に衆議院議員会館で開催された緊急集会に出席した。

 集会には、超党派の国会議員で構成する「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」中川正春会長と石橋通宏事務局長、日本政府外務省東南アジア課の職員、NUG駐日代表のソー・バ・ラ・テイン氏、在日ミャンマー人団体の代表者などが出席した。

 ズィン・マー・アウン外相は、「ミャンマー民主化のための『1027作戦』を展開している我々は世界から注目されており、民主派勢力が全国330郡のうち150郡を統治下に置いている」と現状について説明。日本政府が軍評議会(SAC)を認めず、ミャンマー国民の側に立ち支援していることに感謝を述べた上で、「日本政府はSAC経由ではなく、NUGを通じて人道支援を行ってほしい」とコメントした。

 同外相は日本滞在中、日本の国会議員や政府高官、各メディア関係者らと面会し、NUGの政策やミャンマーの現状について説明する予定。

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