ミャンマー食糧不足が深刻、WFP

【政治】【社会】 20231113

 ミャンマー国民の3人に1人が食糧不足に陥っている。

 昨年発表された国連世界食糧計画(WFP)では4人に1人が食糧不足に陥っているとしていたが、最新の統計によると3人に1人まで悪化しているという。食糧不足の原因として、紛争による避難民増加のほか、通貨チャットが下落していることを挙げている。

 民主派の国民統一政府(NUG)大統領府報道官チョー・ゾー氏は、「ミャンマー軍によるコメ栽培地域への攻撃により多くの農民が死傷したほか、備蓄在庫の略奪や倉庫への放火、農業用設備の破壊などが横行しているのが原因だ」と指摘した。

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