ミャンマー大洪水、感染症拡大の懸念

【社会】 20231019

 10月8日から降り続いた大雨により、ミャンマー中部のバゴー管区で大規模な洪水が発生しており、現地では感染症の拡大が懸念される。

 気象庁によると、バゴー管区の降雨量は記録が残る過去59年間で最も多かったという。バゴー川の水位は氾濫危険水位を1.2メートル以上も上回り、これまで浸水したことがないエリアも洪水の被害を受け、およそ3万人が40か所の避難所で生活しているという。

 同管区では、下痢や風邪のような症状を訴える市民が増えており、コレラなどの感染症拡大が懸念されている。

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